皆さん、こんにちは!
突然ですが、無性に「無水カレー」が食べたくなりまして! 考えてみれば、ここ最近カレー自体を作っていなかったんですよね。せっかく久しぶりに作るなら、やっぱり野菜の旨味がギュッと詰まった無水カレーにしよう!と思い立ちました。 水を一切使わず、野菜から出る水分だけで作る、あの濃厚な味わいが忘れられなくて。今回は「しばらくぶりに無水カレーを作ってみたかった」というのが、シンプルな動機です。
今日は、そんな私のこだわり満載(?)な無水カレー作りの体験談と、おすすめの楽しみ方までシェアしたいと思います!
香りが決め手!こだわり無水カレーの作り方
さて、いよいよ調理開始です! 今回の無水カレー、実は私なりの**美味しさの秘訣(隠し味的なポイント)**があるんです。
ポイント①:香りのベース作り まず、鍋にオイル(お好みのものでOK)を熱し、クミンシードを投入!弱火でじっくり熱して、クミンが軽く色づき、パチパチと音を立て始めたら、香りがオイルに移った最高のタイミングの合図です。 ここに刻んだニンニクを加えて、焦がさないように注意しながらさらに加熱。食欲をそそる特製ガーリッククミンオイルを作ります。この最初のひと手間で、カレー全体の香りの深みが全然違ってくるんですよ!
ポイント②:玉ねぎは塩で脱水! オイルから最高の香りが立ち上ってきたら、いよいよ野菜を炒めていきます。 主役の野菜、まずは(みじん切りにした)玉ねぎから投入! ここでポイント②です。玉ねぎを早く効率よくあめ色にするために、ひとつまみの塩を振りかけます。塩の力で玉ねぎから水分が抜けやすくなり(脱水効果)、甘みと旨味が凝縮された美味しいあめ色玉ねぎへの近道になるんです。ここは焦らず、じっくり時間をかけて炒めていきましょう。
ポイント③:野菜投入の順番 玉ねぎが良い色になったら、荒く切ったトマトと乱切りにしたなすを加えてさらに炒め合わせます。トマトの酸味となすのトロッとした食感が加わることで、味に複雑さとコクが生まれます。
全体が軽く混ざったら、ここで火を少し弱め、細かく刻んだマッシュルームやしめじなどのキノコ類を上に載せるように加えます。
ポイント④:重ねて、煮込む! 野菜たちの準備ができたら、その上にひき肉を広げて載せます。そして仕上げに、カレー粉(と、お好みでガラムマサラなどのスパイス)を全体にまんべんなく振りかけます。
さあ、これで具材とスパイスの準備は万端! あとは鍋にしっかりと蓋をして、弱火で只管(ひたすら)煮込むだけ。 野菜自身の水分がじわじわと溢れ出し、スパイスや他の具材の旨味と混然一体となって、極上の無水カレーへと変化していくのを待ちます。焦らず、じっくり、コトコトと。部屋中に広がるスパイシーな香りがたまりませんよ!
【ここで、こだわりポイントの補足!】 …と、ここまで私のこだわりポイントを熱く語ってきましたが、ここで一つ告白です(笑)。 もともと無水カレーに興味を持ったきっかけの一つが筋肉系YouTuberの方だったり、あるいはそういう方が作るヘルシーなイメージがあったりするのですが、よくよく考えたら、彼らがダイエットや筋肉のための栄養摂取を最優先するなら、**油でクミンを炒めたり、玉ねぎを飴色にしたりするのは、もしかしたら「もってのほか」**かもしれません!
なので、このオイルで香りを出すところからの工程は、完全に**「私なりのオリジナル」アレンジ**です。だって、これをするかしないかで、香りも味も、そして何より料理を作るときの「自己満足」が全然変わってくるんですから! ヘルシーさも大事だけど、やっぱり食べるなら美味しい方が良い!というのが私の考えです。ここは譲れないポイントですね(笑)。
完成!実食レポート:香りと旨味、トロトロ食感に感動!
そして、ついに! 我が家の特製無水カレーが完成しました! 蓋を開けた瞬間に立ち上るのは、何と言っても最初にじっくり香りを引き出した、あのクミンの良い香り! スパイスと野菜の旨味が凝縮された、食欲を猛烈に刺激する香りです。
お皿によそってみると、色は濃厚。ルーを使わずとも、野菜がしっかりと溶け込んで、自然なとろみがついています。 そして一口、スプーンを口に運ぶと…「うーん、美味しい!!」
まず感じるのは、やはりクミンを始めとしたスパイスの豊かな風味。そして、野菜の甘みと旨みが口の中いっぱいに広がります。水を加えていないからこその、このダイレクトな素材の味!
特筆すべきは、なすびです! 存在感がありつつも、口に入れるとトロットロの食感! これがまたカレーソースと絶妙に絡み合って…最高なんです。**「カレーになすびって、こんなに合うんだ!」**と、食べるたびに新鮮な感動があります。意外な組み合わせかもしれませんが、本当におすすめですよ!
じっくり炒めた玉ねぎの甘み、トマトの酸味、きのこの旨味、そしてトロトロのなすび…それらがひき肉のコクとスパイスによって一つにまとまり、深い深い味わいを生み出しています。 こだわって作った甲斐がありました! ご飯、おかわり必須です!
おすすめのペアリング:意外!?カレーに白ワイン・オレンジワイン
ところで、カレーに合わせる飲み物といえば、やっぱりビール!という方も多いですよね。もちろんビールとの相性は抜群なんですが、私が最近ハマっているのが、カレーとワインの組み合わせなんです。
特に、今回の無水カレーのような、スパイスが効いていて野菜の旨味が強いタイプには、白ワインが意外と合うんですよ!
今回は試しに、家にあった2種類のワインと合わせてみました。 一つは、オーストリアの白ワイン「グリュナー・ヴェルトリーナー」。爽やかな酸味と、どことなくスパイシーなニュアンスも感じられるこのワインが、カレーの風味と絶妙にマッチしてくれました。
もう一つは、ちょっと珍しい山形県産の「オレンジワイン」。白ぶどうを皮ごと使って作られるオレンジワインは、独特の風味と少しの渋みがあって、これがまた濃厚な無水カレーと良い相性なんです!
ビールも最高ですが、キリッと冷やした白ワインや、風味豊かなオレンジワインとカレーを合わせるのも、本当におすすめ。ぜひ皆さんもお気に入りのワインと一緒に試してみて、新しいマリアージュを発見してみてはいかがでしょうか? 新しい世界が広がるかもしれませんよ!
まとめ
久しぶりに作った無水カレー、やっぱり最高に美味しかったです! 野菜をたくさん刻んだり、玉ねぎをじっくり炒めたりと、少し手間はかかりますが、その分、完成した時の達成感と味わいは格別です。 野菜の旨味がこれでもかと凝縮された濃厚なカレーは、一度食べたらやみつきになるはず。
ヘルシーでありながら、こだわりの工程で美味しさも追求できる無水カレー。 皆さんもぜひ、お好みの野菜やスパイス、そしてお気に入りの飲み物と合わせて、自分だけの無水カレー作りを楽しんでみてください!
コメント