白ワインを選ぶとき、どの品種を選ぶかで味わいが大きく変わります。
今回は、世界的に有名な白ワイン品種「シャルドネ」「ソーヴィニヨン・ブラン」「リースリング」の特徴や違いについて解説します。
1.シャルドネ:多彩なスタイルを持つ万能品種
特徴
- 味わい:産地や醸造方法によって異なるが、一般的にはコクがあり、クリーミーな口当たり。
- 香り:柑橘系、トロピカルフルーツ、バターやナッツ(樽熟成の場合)。
- 産地:ブルゴーニュ(シャブリやコート・ドール)、カリフォルニア、オーストラリアなど。
- 相性の良い料理:グリルチキン、クリームソースのパスタ、ムニエル、カマンベールチーズ。
ポイント
「どんな料理にも合わせやすく、ワイン初心者から上級者まで楽しめる万能品種!」
ただ、冷涼なエリアでは糖度が上がらず酸が豊かなワインが多く、温暖なエリアは糖度があがるため、酸が丸いワインができやすいので、エリアで選ぶとよい!
2. ソーヴィニヨン・ブラン:爽やかでフレッシュな品種
特徴
- 味わい:酸味が強く、フレッシュでキレのある口当たり。
- 香り:グレープフルーツやライムなどの柑橘系、青草やハーブのニュアンスも。
- 産地:ロワール(サンセール、プイィ・フュメ)、ニュージーランド(マールボロ)、チリなど。
- 相性の良い料理:魚介類のカルパッチョ、シーフード、グリーンサラダ、シェーブルチーズ。
ポイント
「爽やかな酸味とフレッシュな香りが好きなら、ソーヴィニヨン・ブランがおすすめ!」
3. リースリング:華やかでエレガントな甘酸っぱい品種
特徴
- 味わい:酸味がしっかりあり、甘口から辛口まで幅広いスタイルがある。
- 香り:白桃やリンゴ、ライチ、蜂蜜、ペトロール(熟成による独特な香り)。
- 産地:ドイツ(モーゼル、ラインガウ)、アルザス、オーストラリア(エデン・ヴァレー)など。
- 相性の良い料理:エスニック料理(タイ、インド)、寿司、天ぷら、ブルーチーズ。
ポイント
「甘酸っぱくフルーティーなワインが好きなら、リースリングを選んでみよう!」
ぺトロール香はなかなか癖になるかおり。
まとめ:どの品種を選ぶべき?
品種 | 味わい | 酸味 | 香り | 料理との相性 |
---|---|---|---|---|
シャルドネ | コクがありクリーミー(樽熟成の場合) | 中程度 | 柑橘系、トロピカルフルーツ、バター、ナッツ | グリルチキン、クリーム系パスタ、ムニエル |
ソーヴィニヨン・ブラン | フレッシュでキレがある | 強い | グレープフルーツ、ライム、青草、ハーブ | シーフード、サラダ、シェーブルチーズ |
リースリング | 華やかでエレガント | 高め | 白桃、リンゴ、ライチ、蜂蜜、ペトロール | エスニック料理、寿司、天ぷら、ブルーチーズ |
ワイン選びの参考にして、自分の好みに合う一本を見つけてください!
よいワインライフを!!
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