ワイン検定ブロンズクラス⑦

満点合格!ワイン検定で再発見した、グラスに注がれた魔法 – 知識、感動、そして繋がる心

皆さん、こんにちは!

先日、ドキドキしながら挑戦した「ワイン検定ブロンズクラス」で、なんと50点満点で合格することができました!合格のメールがきた瞬間の、あの胸の高鳴りと達成感は、本当に忘れられません。

もちろん、合格できたこと自体も嬉しいのですが、それ以上に私にとって大きな収穫となったのは、試験後の「ご褒美テイスティング」でした。

教科書から、感動の一口へ

今回の試験では、実に多様なブドウ品種が登場しました。

  • 白ブドウ:
    • ゲヴェルツトラミネール(ライチやバラの芳醇な香り!)
    • トロンテス(まるでマスカットのような華やかさ!)
    • リースリング(キリッとした酸とミネラルが上品!)
    • シャルドネ(これもまたミネラル感がたまらない!)
  • 赤ブドウ:
    • カベルネ・ソーヴィニヨンメルロー(力強さと優雅さの共演!)
    • ピノ・ノワール(繊細でチャーミングな果実味!)
    • サンジョヴェーゼ(明るい酸味とチェリーの香り!)
    • シラー(スパイシーで飲みごたえ抜群!)

試験終了後に、これらのワインを実際にテイスティングしてみたんです。すると、不思議なことに、試験勉強中にテキストで読んで想像していた味わいとは、また少し違った深みや感動がありました。

「ああ、これが教科書で読んだ香りか!」「この酸味、この渋み、なるほど!」

知識と実際の味わいが繋がった瞬間、ワインがもっともっと愛おしく感じられました。試験というフィルターを通った後だからこそ、より鮮明に、より感動的に感じられたのかもしれません。まるで、難しい謎解きをクリアした後に味わう、特別な一杯のように。

ワインは最高のコミュニケーションツール

そして、もう一つ、ワインの魔法を実感した瞬間がありました。

ワイン検定の会場って、当然ですが、ほとんどが初対面同士。講習中はどこか緊張感があって、お互いに少し距離があるような、ぎこちない雰囲気が漂っていました。私も人見知りなところがあるので、「終わったらすぐ帰ろうかな…」なんて思っていたくらいです。

ところが、試験後のテイスティングが始まった途端、会場の空気が一変したんです!

グラスを片手に、ワインの香りや味わいについて言葉を交わし始めると、さっきまでの緊張感が嘘のように消え、あちこちで自然と会話の花が咲き始めました。

「このリースリング、美味しいですね!」「ニュージーランドのピノ、やっぱりエレガントだなぁ」「キャンティ・クラシコ、この酸味が料理に合いそう!」

初対面のはずなのに、まるで旧知の友人のように話が弾む。言葉がスムーズに出てきて、心の壁がすっと取り払われるような感覚。

これって、すごいことだと思いませんか?

もちろん、他のお酒にもそれぞれの魅力や語るべきストーリーがあります。例えば、美味しい日本酒を飲みながら酒米談義に花が咲くこともありますし、こだわりのウイスキーを前に蒸溜所や熟成の話で盛り上がったり、焼酎の奥深い世界を語り合ったりするのも本当に楽しいですよね。

ただ、ワインの場合、ブドウの品種、そのブドウが育った土地の個性(テロワール)、そして作られた年(ヴィンテージ)といった要素が、香りや味わいに驚くほど多様な表情を与えてくれるんです。だからこそ、

「この華やかな香りは、ゲヴェルツトラミネールっぽいですね!」 「このしっかりした骨格、ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンかな?」 「ニュージーランドのピノ・ノワールらしい、チャーミングな果実味!」

…なんていう風に、グラスを片手に具体的な共通言語で感想を言いやすく、それが自然と会話のきっかけになりやすいのかもしれません。まるで世界共通のパズルを一緒に解いているような感覚、と言ったら良いでしょうか。

この「誰もが参加しやすい、開かれた話題の豊富さ」も、ワインが持つ素晴らしい魅力であり、人と人をスムーズに繋いでくれる魔法の一つなんだなと、改めて実感しました。

ワインの世界へ、あなたも一歩

今回、ワイン検定に挑戦し、そして満点合格という結果を得られたこと、そして何より、ワインを通じて素晴らしい体験ができたことを、どうしても皆さんに伝えたかったのです。

もし、あなたが少しでもワインに興味があるなら、ぜひその一歩を踏み出してみてください。難しく考える必要はありません。まずは好きなブドウ品種を見つけることから始めてもいいし、ラベルのデザインで選んでみてもいい。

そして、機会があれば、誰かと一緒にワインを飲んでみてください。きっと、そこには新しい発見と、素敵なコミュニケーションが待っているはずです。

ワインがもたらしてくれる豊かで、美味しくて、楽しい世界。あなたも一緒に探求してみませんか?

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